絵を描く人のための独学画家のブログ

ニュージーランドへ行くならここへ行け10選(歩きたい、でもお金はかけない編)

2017/09/19
 
この記事を書いている人 - WRITER -
ニューヨークで個展を開いたり、グラフィックデザインを勉強したり、日本をバイクで放浪したり、スクーターでニュージーランド一周したり、バスキング(路上パフォーマンス)するために現在オーストラリア・メルボルンに在住しているやりたい放題の画家エンドウシノブです。 独学で絵を描き続けてたくさんの経験をしているので海外のアートを絡めてシェアしています。

どうも、旅人です。

 

って今は一ヶ所に定住してるけどな(in メルボルン

でも無性に旅をしたい、山々を駆け回りたい!大自然を走り回りたい!青空の下で思いっきり寝転がりたい!

 

そんな衝動に駆られること、ありますよね。あるよね。ね。ネ。

 

 

そんな時に思いを馳せるのがニュージーランド。ボロいスクーターでNZ一周の旅をしたあの謎の6ヶ月間

せっかくなのでおすすめの場所とかをシェアしたい。でも書いてみたらめっちゃ長い記事になったので興味ある人だけどうぞ。

 

 

 

ニュージーランドへ行ったのはそれはもうなんとなくだったので前情報もほぼない状態でした。

なので旅をしながら、アアーあそこ行っとけば良かったーとかある。あるある。

旅の途中からトレッキング(山道などを歩くこと)にハマったので最初にいた北島でのコースにはそこまで詳しくないけど、今回は歩いた場所の、できるだけお金をかけないオススメをまとめてみます。

 

北島

1  Mt.エグモント(Mt. Egmont)タラナキ山
2  トンガリロ(Tongariro Alpine Crossing)

南島

3  ワラリキビーチ(Wharariki Beach)
4  フォックスグレイシア(Fox Glacier Hiking Trails)
5  カイコウラウォークウェイ(Kaikoura Walkway)
6  ロイズピーク(Roys Peak)
7  ミュラーハット(Mueller Hut)
8  アベルタスマン(Abel Tasman)
9  ケプラー(Kepler Track)
10 ミルフォードサウンド(Milford Track)

 

 

ニュージーランド北島

それでは北島から。

 

1 Mt.エグモント(Mt.Egmont trails)タラナキ山

ここはニュージーランドの富士山と呼ばれるほどの美しい山。

映画『ラストサムライ』では、昔の富士山として映されたのがMt.エグモント(タラナキ)である。

 

4つのトレッキングコースがあって、その中でも山頂まで行くパターンとか、1時間で帰れるコースとかいろいろ自分で選べる。

 

まずは2ヶ所あるビジターセンターで情報収集。

ショートコースなら気軽に行けるけど、最大5日間かけてトレッキングすることもできるので、天気チェックとそれなりの準備が必要。

 

そこそこ登ったとこからの景色

 

12月(ニュージーは夏)だけど雪があった

 

登ってる途中。

遠目から見ると美しい山なんだけど、この時は近くまで行かないと雲があって写真が撮れず。

いつかまた写真取りに行きたい。

 

私が歩いたのは山頂まで行かないそこそこ歩くコース。登りが結構キツかった。歩くならビジターセンターでいろいろ決めよう。

 

2 トンガリロ(Tongariro Alpine Crossing)

 

ここは有名なトレッキングコース。ニュージーランドでは『グレートウォーク』と呼ばれるコースが9つあるがそのうちの一つ。

 

ただ、一般的に知られるコースは18キロちょいなんだけど、ちゃんと歩く円周コース(トンガリロ・ノーザン・サーキット)は41キロ。

私が歩いたのは前者のコース↓

Wakapapa Villageというキャンプ場や宿泊施設、ビジターセンターがある場所。

ここで天気がよくなるのを待ってる人たちがたくさんいた(山なので天気が変わりやすい)

 

一本道なのでバスの送迎が必要になるんだけどそれはビジターセンターへ。

私は基本的に料金をいかに抑えて楽しめるかを考えていたので、見所のブルーレイクまで歩いて同じ道を引き返した。

キャンプ場のお兄ちゃんもブルーレイクからは面白くない道だそうで、お金のかからないこの方法がオススメだと言っていた。

でも引き返すほうが若干距離がある(多分20キロぐらい)

トイレは途中に一つあった。

 

Wakapapa Village付近からのルアペフ山

 

 

最初はこんな感じ。平坦な道で余裕ブッこいてしまう

絵の具のような色の小川

壮大な雰囲気の場所

なんかとにかく最高の気分

ロードオブザリングの滅びの山として登場したナウルホエ山。

ここも登れるけど、この時はまだトレッキング初心者だったのでやめた。

ちなみにここまで来るのに急な長い階段なんかを登ってるのでそこそこ疲れる。風が強い場所があったりするので、防寒は必須。

風が強いと体幹の強さがモノをいう。動けなくなる人続出。私は(自慢だけど)体幹が強靭(自慢だけど)

 

人がゴミのようだ

 

第二の体幹がモノをいう坂道。

写真でわかるだろうか、とんでもない急な坂で更に砂利である。

ここはノロノロ行くよりもスキーのような感覚で滑り降りるのが得策。ここは歩いてて一番楽しかった。

 

エメラルドの湖が見えてくる

ちなみにこの時ipodから流れてきた音楽がサイモンとガーファンクルのコンドルは飛んでいくで、もう本当感動して泣いてた。

誰かいるかよ、この場所でこの曲聞いたヤツ。そいつとハグしたいわ

 

ブルーレイク

 

ブルーレイクと太陽

 

 

ひとつのコースにたくさんの見所があるトンガリロクロッシングは私が歩いた中では1位だった。中距離なのでトライしやすいので是非。

 

 

 

 

南島

 

さて南に移ってトレッキングフィバーしていた私はお金をかけないをモットーにいろいろ行きました。

3 ワラリキビーチ(wharariki Beach)

タスマン地方の最北端にある美しいビーチ。

ここはがっつり歩くんじゃなくショートコース。

変わった岩

エレファントロック的な名前だったような気がする(うろ覚え

こんな場所をビーチに向かってのんびりと歩く

 

 

ビーチにはこんな変わった岩がゴロゴロある

 

トンネルみたいになってるとこはとりあえず通る

 

これは洞窟の中から

 

またのどかなところから帰る。

ビートルズ

 

ここはショートコースなのでビジターセンターには行かずそのまま歩いた。

ビーチを歩く時は潮の関係で歩けない(歩いちゃいけない)時間もあるのでそれだけチェックして歩こう。

 

4 フォックスグレイシア(Fox Glacier Hiking Trails)

 

ここは氷河が見られるショートハイキングコース。

1時間半もあれば行って帰ってこれるが、私はいい感じの石探しに夢中だったので3時間ぐらいはかかってる。

天気は変わりやすいので要チェック

この日はあんまり天気よくなかった。雨が降ったあとはこんな滝が見られる。

天気悪いおかげで雰囲気のある写真撮れました。

 

石がこんなんばっかでおもしろい

積み上げてあった石

私の彼氏(現地にいた実物大パネル

 

氷河。あんまりうまく撮れてないけど綺麗だった。

ここも散歩がてら歩けるスポット。

 

5 カイコウラペニンシアウォークウェイ(Kaikoura Peninsula Walkway)

震災の被害を受けたカイコウラ。北へ抜ける道路は通れないらしい(2017年2月か3月時点)ので南から行った。

カイコウラは小さな街で、ホエールウォッチングやイルカやペンギン、オットセイなんかが見られる場所。

私の友達はイルカと泳いだらしい。別の友達はホエールウォッチングへ船で行ったらしい(みんなリッチ・・

 

私は貧乏旅らしくフリーのトレッキングへ。ここもショートコース。歩いたショートコースの中では1番だった。

磯臭いけど眺めは最高によかった。

最初は崖の上を歩いて、良さげなタイミングで下へ降りて海岸沿いを歩いて帰った。

 

崖の上は歩きやすいけど、海沿いは結構足場が悪い。

景色は最高です

 

似たような写真に見えるかもしれない、だがしかしどの場所も素敵で撮りまくった。

オットセイはいたるところにいた。

こいつはめっちゃ怒ってた。近づきすぎたり彼らの生活を乱さないようにするのがビーチトレッキングのマナー(怒らしちゃったけどな

5キロ未満だったと思うので軽い散歩な感じで楽しめる場所。

6 ロイズピーク(Roys Peak)

 

Wanakaの町から少し離れたところに駐車場があり、そこから登れる。

ここもそこまでハードではないので天気チェックだけで行った。

もっと歩くなら何日かかけて縦断もできる。

こんな感じのぐねぐねした山道を永遠と登る。

近道がところどころにあるけど登りならバテるので普通に登るのがいい。

私がくるのを待ってた子たち

 

ランチしたとこの眺め

 

Roys Peakの絶景

歩いてる途中はそんなに面白くはないんだけど、頂上がすんごくいい。4〜6時間ぐらいで帰ってこれる。

7 ミュラーハット(Mueller Hut)

ニュージーランドでのベストツーリングに輝いたのはMt.cookなんですけどね、そこで登ったのがミュラーハット。

ビレッジにはホテルやバックパッカー、ガソリンスタンド、レストランなどが併設されていて、そこから少し離れた場所にキャンプ場がある。

$13で大きなキッチン(水道、シンク、ゴミ箱、テーブルのみ)、トイレだけの広くて眺め最高の場所。

ニュージーランド最高峰のMt.cookを目の前に拝みながらものすごい星空の下で寝られます。最高です。

ベストキャンプ。

そこから歩いて行けるのがミュラーハット。なのに私はわざわざ遠回りしちゃって別の場所から歩いた。

それでも大体5時間ぐらいで戻ってこれる。これは健脚時間。スゲー登り。なので5〜7時間は見てたほうがいいかも。

登りのツラさは今まで歩いたどこよりも大変だった。

最初は平坦な道が続いて、緩やかな登りから長い長い急な階段、砂利の急な登り、岩を登ってようやく頂上。

結構ずっと登りで足場もよくない。昔行方不明になった日本人もいたらしい。

 

最初はこんな感じでヨユーブッこいちゃう

 

最後の岩場

こういう登りは得意なんだけど、長い階段とかが行きも帰りも一番辛かった。

到着した達成感ハンパない

めちゃめちゃ綺麗っす

イケメン盗み撮り

 

岩でボーとしてたら『いい感じだから写真撮ってあげるよ』って言われて撮ってもらった一枚。

一人旅は自分の写真が本当に少ない。

夜はこんな美しい星空の下で寝る。クソ寒いのでテントから頭だけ出して写真撮ったりゴロゴロしてた。

ちなみにこの時の筋肉痛は3日間続いた。

8 アベルタスマン(Abel Tasman )

アベルタスマンなのかエイベルタスマンなのか人によって発音が違うのでよくわかんないけどここはよかった。

ここもグレートウォークのひとつ。

ハットに泊まると料金が高いので、私は日帰りで30キロ歩いた(アホ

MarahauからOnetahutiまでウォータータクシーを使って移動、そこから一気に歩いた。

10時半出発の夕方5時ぐらいだったかな、結構ゆっくり歩いてそんな感じ。ここはたくさんのビーチがあって最高に素敵だった。アップダウンも多くない。

綺麗な海。水着持っていけば入れる。私は30キロ歩かなきゃいけないので横目で通り過ぎる(グギギg

吊り橋なんかもある

 

入りたい

入りたい

カヌーでも渡れるのでお好きな方で楽しめる。

 

9 ケプラー(Kepler Track)

忘れもしないケプラートレッキング。オーバー60キロで私が歩いた中では最長のコース。

ここは一本道ではなくループトラックなので駐車場まで帰れる。ここもグレートウォークのひとつ。

 

この詳細を書いた記事もあるので興味ある方はどうぞ。

キャンプ場泊だと安かったのでここだけは全コース歩ききった。

ただここのコース内にキャンプ場は2つのみで強制的に3日で歩くことになる(通常4日間がオススメ)

1日目の距離は22キロちょい

結構緩やかだけどバックパック背負ってるので22キロはなかなかハード。

2日目は一気に山に登ったのでもう筋肉は私に命乞いをしてました。

もうやめてって言ってました。でも私の脳と目は上を目指します。この日はアップダウン激しい中23キロほど歩く。

これ。こんな写真撮りたかったの。

山歩いてますっていう感じの。最高。

もう忘れない。この壮観な景色。

 

 

最終日は平坦な道を約15キロ。ケプラーは思い出深いコース。

ちなみにここはハットもキャンプ場も予約必須(シーズン中)

ネットで予約取ったらビジターセンターでチケットをゲットしてそのまま歩ける。

$36(キャンプ場シーズン中は一泊$18×2晩)で歩いた私、本当みんな褒めていいよ、もっと褒めてよ

 

10 ミルフォードサウンド(Milford Track)

はい、ここは歩いてません私。

たっかいのよ、シーズン中クッッソ高い。キャンプ場もないのでハットなど予約して泊まる。ハットが高い。

なのでリーズナブルなクルージングへ行った。

でももしリッチなら歩いて。ここは『世界で一番美しい散歩道』とまで言われるコースでもちろんグレートウォークのひとつ。ワンウェイ(一本道)で53キロ。

 

朝早くに到着してコーヒー飲みながらブレイク

クルージングは天気に恵まれる

やっぱり歩きたい

 

私の友達(オーストリアのカップル)

 

素敵な二人なのよ

クルージングしかできずに終わったけどいずれまたリトライします。

 

そんなこんなで10選したのはいいけどとんでもなく長い記事になりましたサーセン

途中で飽きた方もいらっしゃるでしょうが最後まで読んで頂きありがとうございました。

途中脱落した方はここ読んでないと思うので悪口言いますこのオタンコナス!最後まで読みなさいよ!

 

 

旅しててたくさんの人たちに出会ってたくさんいい場所教えてもらったので、全ては回りきれてないんだけどオススメはできる。

のでこれからニュージー旅したい方いたらコメントでもメッセージでもくだされ。ここでは紹介しきれないんす。

 

 

さ、良い子は寝る時間だ!さっさと寝グーーーーーーーーーーーーーーーーーー(おやすみなさい

 

The following two tabs change content below.

エンドウシノブ

ニューヨークで個展を開いたり、グラフィックデザインを勉強したり、日本をバイクで放浪したり、スクーターでニュージーランド一周したり、バスキング(路上パフォーマンス)するために現在オーストラリア・メルボルンに在住しているやりたい放題の画家エンドウシノブです。 独学で絵を描き続けてたくさんの経験をしているので海外のアートを絡めてシェアしています。
この記事を書いている人 - WRITER -
ニューヨークで個展を開いたり、グラフィックデザインを勉強したり、日本をバイクで放浪したり、スクーターでニュージーランド一周したり、バスキング(路上パフォーマンス)するために現在オーストラリア・メルボルンに在住しているやりたい放題の画家エンドウシノブです。 独学で絵を描き続けてたくさんの経験をしているので海外のアートを絡めてシェアしています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 画家エンドウシノブ , 2017 All Rights Reserved.