絵を描く人のための独学画家のブログ

影響を受けたアーティストたち

2018/06/05
 
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ニューヨークで個展を開いたり、グラフィックデザインを勉強したり、日本をバイクで放浪したり、スクーターでニュージーランド一周したり、バスキング(路上パフォーマンス)するために現在オーストラリア・メルボルンに在住しているやりたい放題の画家エンドウシノブです。 独学で絵を描き続けてたくさんの経験をしているので海外のアートを絡めてシェアしています。

 

ニュージーランドもだんだんと寒くなってきました。

東北の寒さに慣れている私にはこんなの屁です。なんですかこれごときを寒いと言ってる私、こんなの屁だよ!(訳:全然平気じゃない

 

 

寒かったけどベストオブツーリングだった。何度も何度も停まって写真撮りまくってたのでツーリングというか写真撮影の旅だった。

今日はもう山を降りてクライストチャーチに着いた。友達と再会する予定。

 

 

 

絵を描いてるとその時に好きなアーティストなんかの影響を受けたりすることが多い。これはすごく良いことで、自分の絵に広がりを与えてくれる。

 

小学生の時は誰かの影響受けた記憶がない(少なからず何かの影響はあったと思う)んだけど、中学生の時は漫画からが多かった。この頃は漫画家になりたかったし、暇さえあれば漫画ばっかり読んでた。勉強に関してはお察しの通りでやんす(誰

 

 

それでも漫画ってバカにできない日本の文化で、海外にいると気軽に漫画読む感覚がなくなっていく。それほど漫画が乏しい。

海外の本屋さんには【comics】じゃなく【manga】っていう日本の漫画しか置いてない棚もあるぐらい日本の漫画は素晴らしい。

 

そして何より漫画を読むと読解力が上がる。そりゃあ小説なんかよりは劣るかもだけど、勉強全くしなかった私、国語だけは無条件で良かった。

『主人公の心情は』とかいう問題は読書家(漫画含み)にはサービス問題である。

 

 

よく読んでたのが手塚治虫全般とはだしのゲン、金田一少年の事件簿、伊藤潤二全般(美しいホラーを描く方。クセになるというかトラウマになる漫画)王家の紋章(現代から古代エジプトへタイムトリップしてモテまくるんだけど、また現代に戻ったり古代エジプトに行ったり現代に戻ったりを永遠と繰り返してる漫画。まだ終わってないらしい)、悪魔の花嫁(悪魔に気に入られちゃって周りが毎回不幸になる話)並べてみると路線がおかしいな

 

 

高校生になり、前にも書いたけどエロール・ル・カインという美しい絵を描く絵本画家、クリムト(田舎のデパートで初めて複製画を観て衝撃が走り、マヌケな顔をしたまま動けなかった)、オーブリー・ビアズリー(線画なんだけどシュールで美しくて残酷)、エドワード・ゴーリー(これまた線画を描く絵本画家で、絵本の内容もシュールで残酷)

 

社会人になってからはしばらく浮世絵にはまってた。中でも五渡亭國貞という歌舞伎役者をよく描いていた浮世絵師。それと写楽、北斎なんかは模写もよくしてた。

五渡亭國貞の描いた春画は愛読書だった(変態

 

 

この一連の影響を受けた流れを見ると自分の絵って全て混ざり合ってできてるなあと思う。これらの影響はデカい。

 

『個性のある自分だけの絵』を描くのならば真似をするところから始めるのが一番手っ取り早い。好きなアーティスト達のいいところを盗んで自分のモノにする。

 

 

 

そして絵だけではなくいろんなものに影響を受けるといい。

 

私の場合は小さい頃から映画ばっかり観てた家庭だったので映画の影響はかなりある。おかげで夢を見るときはストーリー性の高いものをよくみる。

小学4年生ごろまではずっと洋画ホラー映画を観てた。うちの家族がホラー好きなのもある。今ではホラー観る時は血の出方とかチェックしちゃう。リアル追求しちゃう。

そんな血なまぐさい映画と併せてジブリ。ジブリはこれでもかって程観てた。

 

小学校高学年になったあたりに金曜ロードショー的なやつで『バックトゥザフューチャー』を観てから映画の面白さを知る。あとマイケルJフォックスに恋する。

小学生なので『バックトゥザフューチャー』って言えない。『バック・・フユ・・』

 

中学生で異常に映画を観始める。友達も映画好きが多かった。当時同級生たちがカバンの裏にジャニーズの切り抜きを入れるのが流行ってた頃、私はマイケルJフォックスの切り抜き入れて喜んでた。

 

人生で最も映画ばっかり観てたのは高校生の時。住んでたのが何にもない田舎だったので高校生になり自転車をゲットし、自分でレンタルショップに行けるようになったからだ。バイトしてたからお金はあった。

観た映画は全て記憶してた。今は無理。もう無理。何観たか全然覚えてない。

 

社会人になり車を持った私は映画館に通うようになる。

田舎なので車で1時間かかるけれど毎週通ってた。面白かった映画は最高で4回観に行ったことあるほどだ。

あと土曜の夜に独りで『少林サッカー』観た若い女は私だけじゃないのかしら、お一人様が流行る前だよ。とにかく映画が大好き。

 

アレ、影響の話から映画の話になってる・・チョ・・誰が私を操作したの・・やめてよ・・

 

しかし映画のおかげか、ストーリーが絵の中にあるとよく言われる。タイトルのつけ方にもつながる話なんだけど、これは映画や本のおかげ。

 

 

 

そう、本を読むのもいい。活字を読むってことは想像力が広がる。いろんな言葉の表現を取り入れるとタイトルつける時なんかにもすごく役立つ。

 

 

なんだかたくさん脱線したけれど私が言いたいことは、常にいろんなものから影響を受けろということです。

面白いことにどんどん手を出して行けば、言われなくても受けるのが影響なんですけどね。

 

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エンドウシノブ

ニューヨークで個展を開いたり、グラフィックデザインを勉強したり、日本をバイクで放浪したり、スクーターでニュージーランド一周したり、バスキング(路上パフォーマンス)するために現在オーストラリア・メルボルンに在住しているやりたい放題の画家エンドウシノブです。 独学で絵を描き続けてたくさんの経験をしているので海外のアートを絡めてシェアしています。
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