絵を描く人のための独学画家のブログ

ニュージーランド旅のおわり

2018/06/05
 
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ニューヨークで個展を開いたり、グラフィックデザインを勉強したり、日本をバイクで放浪したり、スクーターでニュージーランド一周したり、バスキング(路上パフォーマンス)するために現在オーストラリア・メルボルンに在住しているやりたい放題の画家エンドウシノブです。 独学で絵を描き続けてたくさんの経験をしているので海外のアートを絡めてシェアしています。

 

とうとうNZの旅も終わりが見えてきて私の最終目的地Christchurch(3度目だけど)にたどり着いた今日。

あと5日後にはフライト予定。

この6ヶ月間スクーターとともにニュージーを思いっきり楽しめて、しみじみ旅に出てよかったなあと思う。

旅立った当初はたまに『何やってんだろワタシ・・』と自分の突拍子もない行動を鼻で笑いながら何もない道路を走ってたりしたけど、スクーターの上でたくさん考える時間を得たし、自分の方向性ややりたいことを整理できた旅になった。

あと独り言が異常に増えた。(寂しいんだもん・・)

 

 

芸術家は人生に迷うことが多いと思う。なぜって会社に所属するわけではないし、安定した環境はそこらへんに転がってる。そんなこんな迷ってるうちに周りの圧力や影響で安定した生活を選んで芸術を忘れていくのが日本の仕組み。

私もその波に流されそうになったり、流されたり、自力で引き戻ったりを繰り返していた。

 

悩むことは私の中で絵に直結した大切な作業なのでそのことに関しては無駄に思うことはないし、一見無駄に見えるこの旅を経て何を本当にしたいのかの整理ができた。

 

日常のどんなことも無駄ではないけれど、自分に刺激をくれるものの存在はもっと自分自身を輝かせてくれるなあと思う。旅はたくさんの人たちとの出会い、新しい世界、想像だけでは体験できないたくさんの経験をもたらしてくれる。

 

 

 

テカポの近くにあるキャンプ場からの朝焼け。

美しかった。

 

最終的に星の撮り方をマスターできなかったけれど星は有無を言わさず綺麗である。(腕もカメラも限界だったスマン)

 

 

この旅ではマオリ族のアートやKiwiアーティストのギャラリー、ミュージアムやストリートアートをめぐるのが町に着いた時の楽しみ。

時にはクレイジーなアートギャラリーにたどり着いて興奮したり、自然に囲まれて電波も明かりもなく明るくなったら起き、暗くなったら寝る生活の中で絵を集中して描けたり、時には怪我したり、時には路頭に迷ったり・・いろんな経験をした6ヶ月間。

 

写真撮るの大好きだけどNZの自然もアートもやっぱり生で見るのが一番だから、これを読んだ人がちょっと興味を持ってNZの旅を選んでくれたらそれは嬉しい。

NZ離れるけどたくさん写真あるので旅の始まりからのいろいろを少しずつ更新する予定。

 

ワーホリビザなんかで長期で来てる若い子たちに会うことが多かったけど、やっぱり働くことが第一のようで6ヶ月まるまる旅に費やしたというと結構驚かれる。今朝もドイツの男の子が『6ヶ月も何してたの?』って聞いてきた。いや、足りないくらいだよ6ヶ月。

一箇所に留まることはあまりしてないけど、その分まるっとNZの比較なんかはできると思う。

そのうちに書きます。

 

 

 

そして5日後にはオーストラリアへフライト。オーストラリアはどのくらいいるかまだ決めてないけど、最初はメルボルンへ行ってくる。

 

世界的に見てもメルボルンのアート事情は注目されていて、オーストラリアの原住民によるアボリジニアート、ストリートアート、チョークアート(発祥はAUS)を勉強してくる予定。

オーストラリアは旅というか、町を絞ってポイントで長期の勉強する予定。勉強って言っても学校に通ったりするわけじゃないけども。

メルボルン、シドニー、ゴールドコースト、ダーウィンにだけ行く。あくまで予定だけど。

 

情報を共有していくので海外のアートに興味ある人はもちろん、海外でギャラリーに飛び込み営業や路上パフォーマンス(バスキング)とかもする予定なのでそんなのに興味ある人も楽しみにしててくれなさい(エラそう

 

 

 

 

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エンドウシノブ

ニューヨークで個展を開いたり、グラフィックデザインを勉強したり、日本をバイクで放浪したり、スクーターでニュージーランド一周したり、バスキング(路上パフォーマンス)するために現在オーストラリア・メルボルンに在住しているやりたい放題の画家エンドウシノブです。 独学で絵を描き続けてたくさんの経験をしているので海外のアートを絡めてシェアしています。
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ニューヨークで個展を開いたり、グラフィックデザインを勉強したり、日本をバイクで放浪したり、スクーターでニュージーランド一周したり、バスキング(路上パフォーマンス)するために現在オーストラリア・メルボルンに在住しているやりたい放題の画家エンドウシノブです。 独学で絵を描き続けてたくさんの経験をしているので海外のアートを絡めてシェアしています。

Comment

  1. 春の目覚め より:

    読んでいて楽しい文章でした。情報も微に入り細に入りでよかったですよ。私はNZ大好き人間で、これまで4回行きました。一人旅でトレッキングのみを楽しむ旅。シノブさん、これからも頑張って下さい!!

    • エンドウシノブ より:

      なんとも清々しいお名前でいらっしゃる・・
      NZについて一緒に語りたいなあ、頼まれてもいないのに語りたいなああ!
      ミルフォードサウンドは死ぬ前に歩きたいなあと思ってます。ビンボー旅だった故歩いてないんですよねー
      もう一度行くしかない・・
      コメントありがとうございます!

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