Mt.cookスクーターの旅【最高のツーリング】

さてさて私はついにTekapoという場所に着いた訳ですけどもね、私がニュージーランドに行くと決めたのはここに来たかったから。
星が世界で一番綺麗とかなんとか謳っているのでそれにつられました。
Tekapoの有名な教会。観光客しかいない。もう観光客ここに住んでんじゃないかってくらいうじゃうじゃいる。
星空も実際綺麗です。昨日ここに着いて夜テントから眺めただけなんだけども。
ただ今いる場所は町に近いので明かりが多くてよろしくない。今日もうちょっと山に移動したので今夜楽しみ。
そしてここにくる前にいたMt.cook。
ここは私のBest of the ride in NZでした。バイクでツーリング最高。バイクと言ってもスクーターですけどねうるさいわ。
もうすぐニュージーから離れることもあって、美しい景色眺めながら最高の天気の中泣きそうになってた。今までで一番の景色。最高の天気。美しく紅葉した木々。超絶美しい山々。スクーターで旅してるアホな私。
実際なんだかシュールだった。客観的に見た私。
だってバックパック背負ってスクーターで山ん中旅してるんだよ。アホでしょ。
それでもバイカーはみんな追い越して行く時にthumbs up(いいね的な)してくれるし、写真撮ってるとみんな話しかけてきてくれる。
スクーターで旅してるだけでどんだけ得してるかもう本当私ったら幸せ者ですわ。またここにくることがあっても、きっとその時はスクーターじゃないんだろうなあとか考えると寂しくなった。
だから毎日全てに感謝しつつ精一杯楽しむ。
そしてMt.cookに着いた私。
テント張るのに最高の場所。なにこの眺め・・
キャンプ場は一ヶ所しかなくて、一泊$13でトイレと飲料水のみ。ただ大きなキッチン(水道だけの)があってそこでみんなでワイワイできる。
ちょうど旅してた日本人の女の子が話しかけてくれていろいろ話しした。
4月の後半にもなるとニュージーは秋なのでなかなか寒い。
キャンプはできるけど結構な装備してないと寒くてなかなか眠れない。私は寝袋の中にインナーのブランケットと、寝袋のカバー(しょぼいやつ)を被せて、中にマフラーを入れて冷えるところに巻きつけた。
下はインナーとジーンズ、靴下3枚。上はヒートテック、Tシャツ、セーター、フリース、ダウン着て寝た。
これでもちょっと下が寒い。私は極端に寒がりである。
キャンプ場はめちゃくちゃいい場所にあるんだけど、山に囲まれてて日が陰るのも早い。
さっさと夕食を済まして顔と歯を磨いて寝るだけの状態で、キッチンで寝る時間になるまで絵を描いたり計画を立てたり日記を書いたりおしゃべりしたり過ごした。
朝起きて準備した私は旅の途中に出会った人がオススメしてくれたMueller Hut Trackを歩くことにした。
5〜8時間で帰ってこれるコースなんだけど、歩き慣れてる私でもこれが結構キツかった。ゆるい坂から急な長い長い階段、砂利の急な坂になって最後はもう歩くというか岩を登ってく。
3時間くらいこの状態で、同じスピードで登ってる人たちの間に一体感まで感じてくる。
見知らぬイケメンを盗み撮り
結構なコースだけど山頂は最高だった。
1時間くらいご飯食べたり写真撮ってもらったり写真撮ってあげたりウロウロして後ろ髪引かれながらも降りる。
降りるのもまた一苦労である。
岩はまだいいとして砂利の急な下り坂と階段。階段降りる頃には足がブルブルでうまくおりれない。ガクガクした妙な歩き方のまま2時間かけてようやく降りる。
今までにないくらい筋肉痛がひどい。ハードなトレッキングは何回かしたけどこれは一番かも。95%登りなんだもん。3日経った今日でさえまだ痛い。
という訳である意味最高のトレッキングでした。
ニュージーにくる時はぜひ。本当オススメ。美しい。筋肉痛が頑張った証拠。ドMのあなたに。
ちなみに星空も美しかった。町の明かりから遠い山ならではで、天の川も綺麗に見える。
写真撮影にトライしたけど私のカメラは多分星空向きじゃない上に下手くそなもんでなかなかうまく撮れなかった。
いいんだもん、実際この目で見たからいいんだもん(言い訳
でも本当、最近は写真撮るのもちょっと諦めてる。どんなにいいポイントに行っても、どんなにいい天気でも、実際に見るものとは違う。
全てを写すことはできないからやはり自分の目で見るのが一番だなあと思うわけです。
Mt.cookからTekapoにかけてとにかく観光客が多い。特にTekapo。特にチャイニーズ。まあどこにでもいるけどな彼らは。
7時半頃山からご来光
今日泊まるキャンプ場のある湖
最初に泊まったキャンプ場からの夕暮れ
とにかく美しいよ南島の真ん中らへんはどこでも。
沿岸も美しいよ。
もうどこもかしこも美しいよ。
More from my site
エンドウシノブ
最新記事 by エンドウシノブ (全て見る)
- ニューヨークでの個展開催で思い知らされた【個展に生かすべきこと3つ】 - 2020-02-06
- RAW ARTISTになってみた【海外でのアートイベント参加】 - 2020-02-02
- うまくいかなかったらコレ。アート系バスキングの5つのコツ - 2020-01-30