絵を売るための5つの方法【最後まで読めとは言わんが最後だけでも見てくれ】

おい!
面白いサイト見つけたぞ!!!
ということで今日はそのサイトと絡めて絵を売る方法を考えていき
その前に
『そんなのしゃらくせえ読んでらんねえ、面白いサイトってなんだよさっさと言えよこのビチグソが』
という方はこちら(泣いてなんか・・ない・・・
絵を売るというのはなかなかできるようで簡単ではない。
スゲーいい感じの絵描いた!から!買ってよ!!!
と言って買ってもらえることは方法を知らないと難しい。ベーシックなやり方からお手軽な売り方までシェアします。
絵を売る方法その1
絵をたくさん描いて個展を開く。
非常にスタンダードでいいと思います。
メリット
- 自分の絵に対しての評価を直に見聞きできる
- アーティストとしてひとつの経験となる
- 自分の世界観を表現できる場所を作り上げることができるので表現がしやすい
- どのように自分の絵が売れていくかを目の当たりにできるので仕組みなどが理解できる
- 開催地での知名度が上がる
デメリット
- お金がそれなりにかかる
- 結構準備が大変
- 売れなかったら赤字
デメリットが何さ!レッツ個展!
個展のやり方や考え方はこちら。
初めから個展は『ハードルが高い』って方は、同志を募ってグループ展を開くのも個展の練習になって面白い。
絵を売る方法その2
公募展を探して展示してもらいそのまま売る。
わたしはよく登竜門というサイトで探したり、公募ガイドというサイトで探すか、その雑誌が本屋さんに売っているのでそれを眺めて探していた。
自分の表現したいものに見合う公募を探すのだ。
メリット
- 参加費がかからないものを探せば送料ぐらいしかかからずに、うまくいけば売れる
- 参加したという経歴を持てる(プロフィールなどに掲載できる)
- 売らないものでも賞金をもらえるような公募もある(ただ大概は参加費かかる)
- テーマとかに沿って絵を描いたりすると今まで自分では出なかった雰囲気の絵が描けたりすることもある
デメリット
- 自分にとって表現したいものの公募を探すとなるとちょっと大変
- 賞も何も取れなかったら送料の無駄
- 日本のアート業界の裏が見え隠れして嫌になる(賞に入りやすいのは経歴や学歴、ネームバリュー、コネクションなどがある人・・という公募も中にはある)
いろんな公募があるので見ていて面白いのでぜひ。
絵を売る方法その3
デザインフェスのような露店イベントやマーケットやなんやらで出店し売る。
メリット
- いろんなジャンルのお客さんが来てくれるのでアプローチが広がる
- 出店者を見てまわると刺激がもらえる
- 普段ギャラリーに行かない層の人たちに見てもらえる
- うまくやれば儲かる
- 場所によってはイベントとしてウォールアートなど大作を作成することもできる
デメリット
- 出店料がかかる
- 場所が悪いと売れ行きは悪い
- イベントによっては絵だけの販売はできない(というか売り上げに繋がりにくい)ので雑貨を作ったりする努力が必要
路上パフォーマンスをして売るという方法もある。
私はオーストラリアへ来て初めて路上で絵を描いた。1回目からいきなり儲かった。
日本であれば難しいかもしれないけれど、海外では絵を買う文化が日本よりも深いので、それだけで暮らしていくことは可能である。
私の初めてのバスキングの話もどうぞ。 バスキング初日、たった4時間で2,405ドル稼いだ話
絵を売る方法その4
ブログやネットショップなどの開設をして売る。
これはわたしもチャレンジしていること。
メリット
- 家にいながらできる
- 仕組みができれば楽
- 結構楽しい
- 出費は他の方法よりも断然少ない
デメリット
- 多少のパソコンやネットの知識と、結構な努力が必要
- ちゃんとしたブログを作るなら多少のお金はかかる(ドメイン・サーバー代など)
絵を描ければ雑貨作るのも簡単にできるので、それも含めてわたしは今後販売していきたいと思っていた。
しかしわたしは今オーストラリアなので雑貨を作っても日本への発送はお金がかかるのだった・・・・
そんなことを試行錯誤していたわたしは素敵なサイトと出会った。
これはもう『雑貨なんて面倒で作りたくないし在庫抱えたくない。発送作業も面倒』というわたしに負けずとも劣らない面倒くさがりのあなたにも朗報だ!!!
在庫なし・登録料なし・簡単に雑貨を作れる
これは素敵なサイト!
こんな感じでTシャツやらスマホケース、雑貨などが売っている。
作りたいけどデザイン知識もなくて作るの難しいと感じてる方は見てくれ↓
サイトに無料登録して画像ファイルをアップロードすると
勝手にこんな感じの商品写真を作ってくれる。↑は昔作ったマダムの画像。試しにTシャツとか何点か載せてみる。
で、【お手入れ】をクリックすると
こんな感じで簡単に調整できるようになってる。Tシャツカラーも豊富。各アイテムごとに手直しできる。終わったらサイトに載せたい商品にチェックを入れて商品名を決める。
最後に【トリブン】を決めて保存。これだけ。
トリブンっていうのは、SUZURIのサイト側が決めた商品価格【原価】があるんだけど、それに自分が受け取りたい金額(トリブン)をプラス設定することで商品価格が決まる。
それを決めてマイショップってところを確認すると
自分のお店がこんなにカーーーーーーーーーーーーンタンにできちゃう。簡単すぎてたくさん作っちゃう。
ちょっと試しに作ってみただけなので、もうちょい色々作ってみたい。楽しい。
画家エンドウシノブのサイトにも遊びに来てね
もし注文が入ったらサイト側がプリントと発送をしてくれるのでデザイナー側はお金を受け取るだけ。誰でも簡単に在庫なしで雑貨が作れてしまう【ノーリスクもしかするとリターン】だ。
一番は自分で作って自分で発送したほうが商品価格は下がるし売り上げも高いんだけど、海外にいたり旅行好きだったり忙しかったりすればなかなか販売作業ができない。
そんな時はこんなサイトに頼るのもひとつの手だ。
調べてみたら他にもそんな感じのサイトがあったので、興味ある方はどうぞ。
絵を売る方法その5・まとめ
まあそんな手っ取り早いサイトはあるけれど、やっぱり自分の絵の原画や複製画を売りたい。絵描きはそう思うだろう。
絵を売るためのサイトもある。ただ高額な手数料がかかったり、思い入れのある作品でもサイズで売ることしかできないものだったりと自由がきかない。
いっそ自分の好きなことやアート関連をブログやSNSに書いて、自分の絵に興味がある人たちを集客して販売することはどうだろうか。ネット上の自分のギャラリーを持つということになる。まあこれは【絵を売る方法その4】ともかぶるんだけれども。
ただ重点的に自分の絵の販売をネット上で行うということ。
自分を知ってもらえるサイトがあればどこで開催する個展でもお客さんが来てくれる。ただしサイトへ集客するのは一筋縄ではいかない。勉強と努力は必要だけれども今の時代はそういう絵の売り方も必要だと思う。
ただブログ作ればいいのではなくそれなりのルールがあったりするので、全くの初心者の方であれば相談にのれるのでコンタクトからどうぞ。と言ってもわたしも勉強中なので簡単な助言のみだけど。
わたしもたくさんの人たちが見てくれるようにこのサイトも少しずつ改良しながら、肝心の絵も描きながら続けていくので今後ともご贔屓に。
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エンドウシノブ
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Comment
こんにちは。takeshiと申します。ブログ拝見させていただき、もっと読みたいと思う内容ばかりでした。それに比べて私のブログは1日1人来ればいいほうで、誰も見に来ません。それはなんとなくわかる気がします。ただ描き散らかしているからです。エンドウ様みたく熱いものがないです。
ご質問があります。
「ただブログ作ればいいのではなく」というのはなんとなくわかります。
「それなりのルールがあったりする」というのはどういうことでしょうか。そしてエンドウ様みたいな魅力的なブログを作るには具体的にどうすればよいのでしょうか。
将来的にはブログから絵が売れたらとても幸せなことだと考えております。
よろしければ教えてください。
takeshiさんどうもどうも。
ブログ読んでいただけて嬉しいです。このブログは今年始めたばかりでわたしもまだまだではあるんですけど、最初のノウハウはとあるブロガーさんから学びました。
https://junichi-manga.com/
この方↑すごくタメになるので見てみてください。
昔からブログは書いていて、ただ集客を考えたことは今までなく本当に日記状態。絵で集客したいと思ってホームページのリニューアルをしたけどこれで良かったのかわたしも試行錯誤中・・笑
ルールというのは、第一にどういう層の人たちに見てもらいたいかをしっかり考えること。わたしは雑な性格ゆえ【絵に興味ある人】というざっくりな感じで始めたけど、そのテーマに沿った言葉をふんだんに入れて日記を書き続けることで見てもらいやすくなります。
集客したい層の人がググる時になんて言葉をチョイスするか、その人たちが何を知りたいかを考える。
それとわたしは書いた記事を何度も読み返してます。誤字脱字のチェックと読んでいて嫌味がないか、長すぎないか短すぎないかダサくないか(笑)など。
ダサい日記もあるけど、まあそれもご愛嬌で。
自分大好きな故に独りよがりになりがちなのでこれでも気をつけています。
googleアナリティクスなどでどのページがよく読まれていてどのページで飽きられているか、自分なりに分析もしています。
よく読まれてる記事はやはり【情報】がしっかり入ってるもの。
書いてる本人の【経験】も交えるとより良いです。
わたしもこのブログのゴールは見えてません。どうしたいのか自分と相談しながらやってます。
それでも『あ、この情報を発信したい!』と思った瞬間に集客できるブログを作っておくことは後あと自分を助けると思います。
ちゃんと回答になってるかわかりませんけど、お互いブログも絵も楽しんでいきましょ!
エンドウさま。
お返事いただけて、ほんとにほんとにほんとに嬉しいです!!
リアルに存在する方みたいで安心しました。中には実在するかわからない人が絵でいくら儲けました。絵のコミュニティ集団作りました。月々いくらです。とか怪しいウェブサイトを作っている方もいるし。あまり見すぎるとほんとに疲れてしまいます。SNSは。ブログはSNSじゃないか。宣伝ばかりのブログや(僕もやっちゃっているので改めたいです。)何とかの方法、とかいうブログが日本には多すぎて。手っ取り早く答えが欲しいというのが日本の現状で、せかせかしていてそれを自分もどっぷり漬かってしまっているところが情けないです。
インスタグラムで絵を載せていいねもらっても、どうせ自分は絵で食っていけているわけではないと虚しさもでてきてなんか自分が情けなくなるし、素直に喜べなくなってきました。
というのも、現在働いている会社(義父が社長)で一年後ぐらいに私が取締役にさせられるかもしれないので絶対に絶対にそれは避けたいしやりたくないので、転職してまたは絵で生計を立てるべく個展を考えております。日本で現実的には絵が売れると限らないですが、2度目の個展にはチャレンジしたいと考えています。公募展は2度ほど応募しましたが選外通告。学歴がものを言うのかとも考えて、個展ならリアルだから買う人が現れなくても反応は0ではないので。とりあえず安心して絵を描ける状況を作りたいです。エンドウさまは1回目の個展から売るつもりで開催したからすごいです。そして売れたからますますすごい。
とにかく仕事のことでソワソワして(一年後のことなのに)焦って絵を描いています。ほんとにそんなことではいい絵は描けるはずがないんですがね。そのうえ自分の絵はエンドウさまのような「考えた絵」ではなく「見たままの絵」なんです。その言葉通りの見ながら描いたなんの面白みもない絵なんです。だからエンドウさまのような絵には憧れを感じます。ブログにも説得力がありあり。それが伝わってきます。今年始めたようなブログには見えない。絶対になにかされていたなというのがわかります。
ブロガーさんご紹介ありがとうございます!勉強します!
エンドウさまは集客されなくても自然と人がついてくるようなそんな力強さがあるし、経験が濃いぃのでそのままで全然大丈夫だと思います。日記状態にはみえません。ほんとに染みます。シンプルなレイアウトだし、読みやすいしもっと読みたいと思うし。
・エンドウさまコメントから
「どういう層の人たちに見てもらいたいかをしっかり考えること。【絵に興味ある人】」
・・・これがまだできていなかったです。
「テーマに沿った言葉をふんだんに入れて日記を書き続けることで見てもらいやすく」
・・・絵を描く工程ばかりのっけていました。反省。何色を塗っただのというはなしばかり。つまらん俺のブログ
「集客したい層の人がググる時になんて言葉をチョイスするか、その人たちが何を知りたいかを考える。」
・・・なんにも考えていませんでした。勉強します。
「書いた記事を何度も読み返してます。誤字脱字のチェックと読んでいて嫌味がないか、長すぎないか短すぎないかダサくないか(笑)など。」
・・・何回か見ていますけど、そもそも文章がつまらんです。僕のブログ。
「自分大好きな故に独りよがりになりがち」
・・・そんなことないです。楽しいブログです!
「よく読まれてる記事はやはり【情報】がしっかり入ってるもの。書いてる本人の【経験】も交えるとより良いです。」
・・・そこが難しいです。
「『あ、この情報を発信したい!』と思った瞬間に集客できるブログを作っておくことは後あと自分を助けると思います。」
・・・メモ、メモ、メモします!!
ありがとうございます!!答えになっています!!いっぱい課題がでましたが、アドバイスくださって嬉しいです。一個一個楽しんで焦らずに取り組むことがなにより僕の課題です。
エンドウさまのおっしゃった日記、これも止まっていたので再開したいです。そしてこれは勝手に自分が解釈したことですが「考える絵を描く」です。
リアルを求める傾向にある僕はもともと鉛筆画を描くことが好きで(アルフォンス・ミュシャが憧れでした)線を描くことに描く喜びを感じていました。それを忘れていました。
でも何かに残すには紙よりキャンバスだと思いキャンバスに描こうとするんですが紙に描いた時とは感覚が違うのが気になって。キャンバスに鉛筆のようなダイレクト感が出せる画材を調べていますが、なかなかむずかしいです。筆だとダイレクト感が弱くてマジックか?ボールペンかとも考えてやっています。でも仕上げ材塗ったら大丈夫なのか?とか色々考えて。
すみません。グダグダと。とにかく行動します。
売れても売れなくても、一生絵は描き続けます。
エンドウさま海外生活楽しみも大変もあると思いますが、おからだお気をつけくださいませ。
長々すみませんでした。こんなどうしようもない男につきあってくださってありがとうございます。
とっても嬉しかったです!takeshi